セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

超一流の世界

「今の実力以上に認められることほど不幸なことはない」

この言葉は、わたしの奥深くに、ものすごく響いてきました。

プロのアスリート達をサポートしている鍼灸師の先生、
藤田さんのお話を聞きに行ってきたんです。東京まで。

(ホンキキの企画でした。
ホンキキとは、富田欣和(とみたよしかず)さんが、
「本物」を「目利き」してお呼びする本気の講演会およびワークショップです。)

講演会の中では、誰もがご存じの、あの方やこの方など、
サッカー選手の個人名が沢山出てきたんです。

藤田さんが、このご講演のために、アスリートの皆様から
個人名を出しても良いか、写真を使っても良いか、
すべて許可を頂いたという部分のみ、
個人名がバンバン出てきながらのお話でした。

超一流の世界・・・

超一流を育てている監督も、
これまた超一流の覚悟が必要で、
その上で選手を育てていらっしゃる。

その中に、無視・賞賛・非難という3つのものがありました。

教育者は、どうしようもない奴は「無視」をする。
そこそこ、結果を出す奴には、「賞賛」を浴びせる。
そして、超一流を見込んでいる奴には、「非難」をする。

・・・のだそうです。

「非難をする」

ところが、超一流を見込んだ子は、非難などで沈んだりしないそうです。
そこから必ず抜きんでてくるそうなのです。

この子は伸びる。

その「感」は、外さないそうなんですよ。

監督も心を鬼にしていないと出来ないことだと思いました。

選手達の練習風景は、想像を絶するすさまじいものがあり、
ものすごく暑い季節に、かなり走らせるそうなんですね。

ふくらはぎや、太ももが、肉離れになるのならまだしも、
腹筋や背筋までもが肉離れを起こすまで、走らせることもあるそうなのです。

救急車を呼ばなきゃいけない直前のあたりで、
そこまでして、やっと練習終了の合図を受け取ると、
多くの選手たちは、悲鳴を上げているそうなんです。

が、その中に一人だけ、笑っている子がいるんですって。

で、そういう子は間違いなくスターになるんだそうです。

人間って、楽しい時はいつでも笑えるし、
良い時は、何をしてもうまくいきます。

けれど、苦しい時に、辛い時にこそ、どのように過ごせるか。

人生が決まるのは、
良くない時の過ごし方にかかっているのではないか?と
藤田さんはおっしゃっていたんです。

勝ち続けた人間にしかわからないことがある。

そのために、勝ち続ける。

でも、勝てない時もあります。

勝てない時にどのように過ごすことが出来るか。
その過ごし方で、大きな開きが出てきます。

そのために、絶対に勝てないところに
わかっていながら練習試合に送られる選手もいるそうなのです。

良くない時や、不調な時は、
マスコミはそれを全国に発信しますよね。
そんな時の、マスコミ向けの選手の姿勢と、
良くない時に過ごしている選手の精神状態は全く違うということも
お話してくださいました。

次元の違うストレスですから、
マスコミによって報道されても一般には通じない。

通じないことは選手も話したりはしないそうなんですね。

さすが超一流の世界は違うんだなぁ・・・・・と。

そうそう、某選手の某な噂は、あれ、まったくの嘘でしたし!

ストレスがかかった時、一般人なら、
たまには飲みに行こう~とか、買い物しちゃおう~とか、
すり替えるものを沢山持っています。

しかし、本当の解決は、
サッカーのストレスはサッカーでしか解消出来ない。
仕事のストレスは仕事でしか解消出来ない。

何か自分にストレスがあったら、
それと向き合わないと、解消出来ることはない。
何かとすり替えているうちは、永遠に解決出来ることはない。

これは、人間関係も、親子関係も、
すべてに通じるお話だと思いました。

そして、藤田さんは、この日の講演のために、
「一流と超一流の間にある大きな違いについて」を話すために、
多くの超一流の選手達に、聞いて回ってくださったんです。

「一流と超一流の違い」

一体、何なんだろう。

お話を聞きながら、私は、
「感謝」かなぁとか「素直」かなぁとか、
色々と想像していたんですよ。

超一流の中にあるものは、「継続」かなぁとかね。

もちろん、みんな色々なことを言ってくださったそうなんです。

が。見事に全員一致の同じコメントが一つだけあったそうなんです。

一斉に同じ場所で質問に答えて頂いたわけではなく、
時間の合間を見て、おひとりおひとりに質問してみたそうです。

色々なことを、それぞれ皆さんが言ってくださった中で、
一つだけ共通して同じことを言ってくれた言葉があったんです。

それは、
「感謝」でもなければ、
「素直」でもなければ、
「継続」でもなかった。

「超一流のことは超一流にしかわからないよ。
自分にはわからないよ。」

という言葉だったんです。

この言葉が、全員一致のコメントだったんです。

超一流の選手達がそのように言う。
超一流とは、きっと、こういうことなのでしょうか。。。

今の時代、「自分流」とか「オレ流」とか、流行してますよね。
こだわりを貫く姿勢がかっこいいという風潮すらあります。
そういう姿勢、私も嫌いではありません。

ところが、超一流の世界では、「オレ流」は存在しなかったんです。
いつでも主役にしかなれない人は、超一流ではないんですね。

超一流の人達は、その場に何が必要なのかをちゃんと心得ており、
その場に自分を合わせることが出来る人達だったんです。

確かに、普通に仕事をしていて、私も思い当たることがあります。
自分流を押しつけるだけでは、たった一人のサロン運営であっても
運営は成り立たないのです。

大切なのは、
お客様が求めているものと、
時代が求めているものと、
私が提供出来ることの共通点のほうであり、
ゆみこ流の一点バリではないんですよね。

この3つの共通点の中からご提案をしていかなくては、
サロン運営の継続は無理なのです。

たとえ、ゆみこ的に可能なことであっても、
この3つの共通点に加わらないものなら、やってはいけない。

もちろん、それを求められてしまうこともあります。
それを求めてこられるお客様は、
私の理解者であるかのように一見見えますが、
実は、サロン的にはとても足を引っ張ってくださっているわけで、
そういった出会いが、たまにあるのです。

こんな時、超一流はどうするのでしょう・・・?

はい、超一流は、
「場に合わせること」の大切さを知っていますが、
自分を忘れることはないそうです。

そういえば、講演会の会場でも感じたことなのですが、
今回のご講演に参加されていた人達も、
凄い人達がいっぱい来てまして・・・

ふだん、私なんかが気軽に関われる人ではないのに、
とてもフレンドリーな姿勢で、話をしてくださるわけです。
ほんのちょっとした会話でしたが、ものすごく励みになりました。

そのフレンドリーな配慮に甘えてしまっては、
大きな勘違いになってしまいますね。

緊張していた私のために、糸をゆるめてくれたことを私も忘れずに、
日々を大切に歩んでいきたいと思いました。

 

f:id:vivayumiko:20140725005705j:plain


そして、藤田さんはとってもとっても素敵な方でした!

藤田治療院のホームページはこちらです。

静岡県三島にあります。

ありがとうございました!