セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

ずっとずっと忘れません。「バッケンレコードを超えて」

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札幌市を一望する大倉山ジャンプ競技場で、
バッケンレコード(最長不倒記録)を出した、
スキージャンパーがいます。

彼は、トリノオリンピックを前に
フィンランドでの合宿中に、スキー板が外れてしまい、
顔面から墜落するという大事故に遭ってしまいました。

顔面骨折と脳挫傷と記憶喪失。。。

長年の努力や生きがい、すべてを失って、
どれほどの絶望感だったことか。

このときの彼を支えたのは、彼の恋人、ひとみさんでした。

記憶を失い、簡単な言葉すらも忘れてしまい、
恋人のことも何も覚えていない彼を、献身的に支え続けて。。。

そんなある日、奇跡が起きます。

記憶が蘇ったんです。

さらに、その後のリハビリの継続で、
とうとうジャンプの復活まで果たすことが出来ました。

奇跡的な現役復帰。

ところが、今度は、
ひとみさんに癌が見つかりました。

さまざまな葛藤と奮闘と。。

生きる意思と、

生きる強さと。

壮絶な運命に負けることなく、懸命に生きていたふたりの姿は、
UHBによってドキュメンタリー番組として制作され、
大きな反響を呼びました。

そして、第17回FNSドキュメンタリー大賞を受賞しました。

今度は、そのドキュメンタリーに創作が加わり、
ドラマ化が決定されました。

タイトルは、「バッケンレコードを超えて」
主演は比嘉愛未さん。

1月27日(日)の夕方4時5分から全国で放映されます。


このときの彼を支え続けたひとみさんのご家族に、
わたしはとてもお世話になっています。

ですので、ひとりでも多くの方に
是非見て頂きたいなと思って、ご紹介させて頂きました。

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ひとみちゃんは、2012年5月18日に亡くなりました。
享年、37才でした。

闘病中も、ひとみちゃんは、元気な頃と同じように、
なんら変わりなく接してくれていました。

「どこまでもあきらめません。一日一生。」

今まで何度も大変な時期があったけれど、
そのたびに奇跡的に乗り越えてきたから、
今回もきっと大丈夫!と信じていました。

享年37歳は、あまりにも若すぎる。

わたしは、ひとみちゃんのご両親に、
特にお父様には若い頃からとてもお世話になっており、
生きていくために大切なことを教えて頂いた恩師であり、
実際にも命の恩人であり、
そのときのすべての体験が、施術にも日常にも、すべての原点になっています。
今も人生の師匠として様々なことを教えて頂いています。

今のわたしがこのように在ることだけでも
感謝してもしきれないほどの特別な想いがあります。

一ヶ月前、ひとみちゃんが夢に出てきてくれた時も、本当に元気で、
わたしは夢の中が真実すぎて、
自分が愛知に居ることすら忘れていたくらいでした。

目覚めたあと、すぐに師匠に連絡を入れました。
「すぐここにひとみちゃんがいたみたいだった・・・。」と。

あの夢の中での感触は、
その場所の温度も、声も、触れた時の体温のような身体感覚も、
すべてが今もリアルに残っています。
あのとき一緒に居た世界は一体どこだったのでしょう。
信じられないほど穏やかな世界でした。


貴重な機会、ささやかながら生前のひとみちゃんに
足モミさせて頂いたことがありますが、
ふだん何を考えているのか、どんなことを感じているのか、
話せる範囲でいろいろと話してくれたことがありました。

闘病中だろうと何だろうと、
自分にも出来ることがあると。

「いま自分が出来ることに心を尽くす」と
貫き続けていた人でした。

たくさんの勇気をありがとう。

・・・わたしは本気で生きているだろうか?
心はすぐに怠けていくし、上がり癖もあれば、落ち癖もあります。
与えられている環境に対して、
どんな状況であっても自分が出来ることが必ずあるという必然を
わたしは行動出来ているだろうか?
自分が寄り添っている価値観に対して、
責任を持って生きているだろうか?

改めて姿勢を正そうと思いました。

いろいろな想いがあります。
うまく言葉に出来なくてごめんなさい。

「バッケンレコードを超えて」

ドラマの放映は、1月27日(日)夕方4時5分からです。
是非ご覧になってみてください。