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セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

ルビーが見せてくれたもの

記憶の彼方より

大きなモニターの前で
一生懸命ログインしようとしている方がいた。

 

わたしよりも少し年配の方が。
おそらく男性。

 

でも、なかなかログインできない。

 

パスワードがないと入れないからだ。

 

わたしは、パスワードを知っていた。
でも、そのパスワードを入力するということは、
わたしのエネルギー(その時点での体力のようなもの)を
ずいぶん使う作業だ。

 

ずいぶん時間がかかって
なんとか入力を終えて、ログインに成功。

 

ところで、なぜ自分は
その画面のパスワードを知っていたのだろう?

 

そこに現れたものは・・・

 

何かがすごい勢いで
インストールされているかのような動きに画面が変わった。

 

インストールされているのは、
人生設計書のようだ。

 

次々と流れていく文字の中から、
ところどころ、何度も伝わってくる「ゆみこ」という印象。

 

ゆみこ・・・?

 

流れる文字は、一文字ずつ読むものではなく、
全体を瞬時に印象で受け取るようになっている。

 


その中から、時折、飛び出してくる、
「ゆみこ」という印象。

 

途中で、設計書のインストールにエラーが起きた。

 

そのとき、そばに立っていた年配の方は
「あぁ、これね、大丈夫だから。」と。

 

しばらくすると、また画面は正常に戻り、
インストール作業が続いていった。

 

それにしてもすごいスピードだ。駆け抜けていく。
人生設計というけど、あっという間に一瞬じゃないか。

 

そんなことを思いながら、
わたしは画面を見ながら立っていた。

 

そしてわたしは自分を男性のように感じていた。

 

気がつくと、ひとりの女性が
わたしの向かい側に立っていて、わたしを見上げていた。

 

目が印象的だった。

 

わたしたちはしばらく見つめ合っていた。

 

見つめ合ったまま、目をそらせなかった。

 

少しでもいいから、触れていたい。
少しでもいいから、近くに。

 

わたしは、その女性をこちらに抱き寄せて、
何度も何度も抱きしめていた。

 

まもなくこの女性はここからいなくなることを
わたしは思い出していた。

 

だから少しでも、今は一緒に。

 

やがて、その女性は、笑顔で、
わたしの腕の中からするりと離れていった。

 

そしてわたしに笑顔で手を振りながら、
搭乗口(のような場所)に消えていった。

 

その先は、真っ暗だ。

 

こちらからその先は見えない。

 

笑顔で手を振った女性の笑顔は、
いつまでも、今も、わたしに焼き付いている。

 

あの画面は、一体何なんだ?

 

あの女性は誰なのだ?

 

ビセキウォッシュで顔を洗い、
鏡の向こうの自分の顔を見て、、、
あまりにも似ている。
手を振って消えていった女性に。

 


まもなくしてわたしは、
再び例のログイン画面の前に立つことになった。

 

さっきの、年配の男性のような方が、
案内してくれたのだ。

 

続く。