セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

浮腫の季節。水分の代謝のために大切なこと。

最近はムクミのご相談が多いです。

ここ数年の気候の不安定さは、
自律神経を思いっきり使っている感じがしますよね。

毎日が体温調節で、毎日が温度調節で、
梅雨という季節の中に、夏が来たり秋が来たりしているような。

常用している薬があるわけでもなく、
特にこれといった病気でもないけど、浮腫むんです・・
という方の場合。

浮腫に対して、わたしがいつも提案させて頂いていることは、
いつも何を飲んでいて、いつも何を食べていて、という事の振り返りとともに、
どのように飲んでいて、どのように食べているのってことも振り返って頂くこと。

さらに、それを飲んだ時に体はどうか?
それを食べた時に体はどうか?ってことをまずは振り返って頂くこと。

この前提を抜きにして、
何をすれば浮腫が改善しますとか、
クリームは何を使えば良いのかなとか、実はあり得ない。

これは体質学の指導を何度も受けてくださってるお客様はよくご存じでしょうけど
体質によって、熱を代謝させることが得意な人もいれば、
水を代謝させることが得意な人もいらっしゃる。

誰にでも持って生まれた内臓のバランスってあるんです。

わたしは水分代謝が苦手な内臓バランスですので、
低カロリーに、おひたしや煮物、鍋物ばかりが続くと、
体が水ばっかりになってしまい、その水をどうにか吸い出したくて、
小麦粉のものが後から欲しくなってしまいます。

小麦粉はあまり摂りたくないのに、
消化活動の事情的に欲しくなってしまうのです。

ですので、野菜を食べるなら、
おひたしや煮物にするよりも、炒め物のほうがわたしには合っていて、
カロリーは高くなりますが、油の代謝が得意なわたしは、
炒め物だったらしっかりと代謝出来るため、
鍋物が続く時のように浮腫むことはありません。

水分代謝が苦手な体質だったら、
じゃあそれをスムーズになるように強化することも有りかもしれませんが、
弱いところを強くするために膨大な時間をかけるよりも、
弱いところに最初っから負担をかけない食べ方をしているほうが、
気持ちも体も穏やかでいられます。

特に、梅雨時期は、
飲む水分だけが水分ではありません。
空気中の湿度に含まれる水分を、皮膚からも吸い続けています。

こうして水分が過剰になってくると何が起きるかというと、
喉が渇いてきます。

喉の渇きって不思議ですよね。

水が不足しても喉が渇きますが、
水が過剰になっても喉が渇くからです。

でも、前者は水を美味しく飲めますが、
後者は水を飲んでもすっきりと治まりません。

また喉が渇く。

という繰り返しになってしまいます。


この場合、何をすれば喉が潤うかというと、
体内の過剰な水分を抜いてしまうこと。
水捌けをよくする食材に切り替えたり、
(何が水捌けを良くするかは、体質によって違います)
サウナで汗を流すのも良いでしょう。

お風呂は、お風呂のお湯を皮膚から吸ってしまうため、
水過剰を起こしている時には向きません。
お湯を使わないお風呂のほうが良いでしょう。

これによって無駄な水分を綺麗に排出したあとは、
喉の渇きも回復し、潤ってきます。
その上で飲む水分のなんて美味しいこと!

喉の渇きだけじゃありません。

体内に起きていることは皮膚にもそのまま表れますので・・

水不足になっている時は、当然皮膚は乾きますが、
水過剰になっている時も、皮膚は乾いていくんです。

乾燥したから保湿します!という前に、
保湿して潤うのか、
水捌けしたほうが潤うのか、

自分で自分の体を見極めることが出来ないと、
何を使っていいのかがわからなくなってしまいます。

どなた様にも、適した水分量というものがありますので、
そこを超えても具合悪いし、減っても不調ですから、
ちょうどいい感じのところを感じ取ってあげることがやっぱり大事なんです。

体質の勉強会では、そういう事を何度も繰り返しながら
体質の見分け方や観察の仕方なども指導させて頂いています。

毎度、浮腫むたびに、これをしてあれをして、、と、
何も考えないお手入れで追いかけっこもいいですが、
お手入れしながら、自分に必要なこととそうじゃないことを知っていくプロセスも
なかなか楽しいものです。


逆に、水分代謝が得意な人というのもいらっしゃいます。
すぐに体から水分がなくなってしまう人。
いつも水不足になってしまう人にとっては、
お菓子を食べるならボソっとしたスコーンよりは、つるっとしたゼリーのほうが
美味しく感じられるでしょうし、体にもフィットしていくと思います。

同じ野菜でも、ぼそっと煮たカボチャが合っている人と、
ビチャっと煮たカボチャのほうがいい人がいらっしゃる。
これも水分代謝の機能がどうなのかによって、
個人個人の好みが別れるところですよね。
同じ野菜でも、体内での作用はこれだけで全然違うものになります。

水分の多いキュウリを食べる時、
そのまま丸ごとかじってるほうが美味しく食べられる人と、
塩もみをして、少し水分を抜いたキュウリを食べるほうが好きな人といますが、
これもやはり、そういう代謝バランスをしている事が本当に多くて。

ちゃんと自分の体の代謝機能に合わせた形で欲しくなる。


これ、野菜だけじゃないんですよね。

化粧品も同じ。

施術の時には、お客様の体質や気分、体調に応じて使い分けていますが、
ジェルだけでいい人には、わたしはジェルしか使いませんし、
逆に、ジェルを使うと皮膚が硬くなってしまう人には
ジェルは使用しないようにしています。

世の中には様々な化粧品がありますが、
内包されている水分量が多いものと少ないものがありますよね。

す~っと伸びが良いものは皮膚の感触は気持ちよくても、
水分代謝が苦手な方にとっては、その吸収と分解に時間がかかってしまって、
皮膚のすぐ下の水分が増えてしまって、
そのまま代謝出来ない方もいらっしゃいます。

そういう場合は、一度の使用量をぐっと控えて代謝出来る範囲を守っていくか、
内包されてる水分がほとんどない固いクリーム、
または油だけのものに切り替えて頂くほうが、
心地良くお手入れが出来ると思います。

食べるか、塗るかの違いだけであって、
体へ吸収させるという点で見たら同じこと。

だから、自分に合うものは何なのか知りたい場合は、
ふだんの自分の身の回りのものを見つめてみる、そして、
それらを使っている時に体はどのように変化しているのかを
きちんと観察しておくだけでいろんなことがわかるようになってきます。

わたしは、時期によって、
あるお客様には、緑茶をお出ししますが、
あるお客様には、ハトムギ茶を出すなどコロコロ変わります。

緑茶には胃の周辺を冷やす作用がありますので、
胃に熱が溜まりやすい人にとっては
ちょうどいい心地よさがあると思いますが、
その作用を必要としていない人(またはその作用が害になる人)にとっては、
緑茶じゃないほうが飲みやすかったりします。

お茶って、すごいスピードで体内に入っていきますし、
ホットで飲んでも、体の中で温まるものと冷やすものがありますから、
まぁそれはハーブティでも同じなんですけれども。。

ちょっとしたことですが、
そういうこともすべて化粧品もオイルもお茶も野菜も、
わたしにはすべて観察対象であり、
その観察が体質改善のヒントにもなり、
それは、気温や湿度の影響も同時に受けながら、
すべてが同時並行で進んでいる、
大切な生きるヒントになっています。


このような記事、
面倒くさいな~と感じた方は、きょうの記事ゴメンナサイね。

でも、もっと知りたい方は、6月30日(月)午後1時から、
4時間ぶっ続けで体質学を含めた、からだ観察講座を行います。
受講希望の方は、あと2名様までは受け入れますので、
お気軽にお問い合わせください。
参加費はお一人様25000円となっております。
(プロフェッショナル向けの内容になってますので、
初心者さん向きではないです)

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気付けば6月もあっという間に、残すところあと1週間となりました。
いつもなら毎月1日には「今月はこういう月にしよう!」って、
未来を意図するところから始まっているわたしですが、
今月はこのまま過ぎてしまいそうな勢いです。

さ、午後からも良い時間にしましょう(^^ゞ