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セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

「薬じゃないから沢山飲んでも大丈夫です。」本当にそう?

「これは食品だから大丈夫です」

「薬じゃないから沢山使っても(飲んでも)問題ありません」

よく聞く言葉です。

そんなふうに言われると、

 

「沢山使っても大丈夫なら沢山使ったほうが効く」

 

と考えてしまう方も少なくない世の中。

 

本当にそうでしょうか?

よーく考えてみると、

食べるものも、皮膚に塗るものも、頭に使うものも、

身体に入ってしまえば身体には同じこと。

むしろ、食べれるくらいのものじゃないと使いたくないものです。

食物代謝であれ、皮膚代謝であれ、どのような形であれ、

体内に入ったものは、すべて、肝臓や腎臓などの内臓を使って

吸収・分解・排出をしていきます。

食べたものも、皮膚に塗ったものも、

血液がちゃんと必要な場所へ運んでくれているわけです。

皮膚に使うものも、食べるものも、身体には同じこと。

だから本当は、自分の状態への気付きがまず先。

お客様にも生徒さんにもいつも伝え続けていることですが、

わたしは同じものを毎日使い続けることはおすすめしていません。

出来れば、自分のお気に入りを2~3持っていて、

体調に応じて使い分けていくほうが身体にも肌にもずっと優しいからです。

「天然だから大丈夫」と言って、

それ以上何も考えずに、同じものを延々と使い続けるのではなく、

お気に入りをいくつか知っておいて、

時々変えながら楽しむほうが、身体はずっとずっと元気になっていきます。

そして「使っている時の良さ」と同じくらいに、

「使っていない時の良さ」にも気付けたら最高です。

使いたくない時は使わないことも大事なことだからです。

そのために、それを日頃から体感で気付いていけるように、

セッションの時は、いつも体感を味わうことを大切に繰り返しています。

もちろん、ここまでに至るまでに、

身体が導いてくれたことが沢山ありました。

自分の身体の中に、それほど丈夫じゃない部分を持っているので、

そのおかげで色々なことがわかってきたからというのもあります。

どんなに良いものであっても、わたしには特に良いものではなかった、

という経験もとても大切な経験でした。

もっと沢山使わなきゃダメよ!

もっと沢山飲まなきゃ、もっと長く続けなきゃ、と、

周囲から様々なアドバイスを頂いても、特に何の改善も見あたらない。

何も効いてこないのに、なぜ続けていかなくてはいけないのか、

その理由もわからない。

むしろ、身体のほうは無駄に疲労している気がしていました。

逆に、何気なく食べた、たった一度の何かによって、

いつのまにか不調な部分だけじゃなく、

身体の全体が良くなってしまった経験も、これまでに何度もありました。

いつも不調で短所としか思えない自分の一部は、

健康とは何か、自然体とは何か、気が通るとはどういうことか、

わたしがそのことに気付くまで、

ずっと不調でいてくれた大切なアンテナだったんです。

わたしは、アロマセラピストとして、

そして化粧品を取り扱っている立場として、

本当に本当にいつもいつも思うことがあるのですけど、

 

栄養が濃ければいいってもんではないってこと。

 

成分が優れているとか、内容が安心だからというのは、

使用する人が感じることであって、

販売する側がアピールする部分ではないってこと。

お客様と関わっていると、実は、

化粧品を薄めて使うほうが身体にうまく作用する人もいらっしゃるのです。

逆に、濃いほうが身体にうまく作用する人に対して、

薄いものを大量に使えばいいかといったらそうではないんですね。

濃いものを少量のほうがいい人もいらっしゃるのです。

少量でも大量でも、体内に入ってしまえば同じなので、

少量でも合わないものは合わないし、良いものは良いんです。

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先日、ある漢方の先生とお話をしていた時にも

似たようなことが話題になりました。

その先生がポツンとつぶやいていた言葉がとても印象的でした。

「生薬を処方しているとね、いろいろと面白いよ。

同じ生薬でも、製薬会社によって微妙に作用が違うんだよ。

一流の生薬しか扱わないところもあるけれど、

二流の生薬を扱ってくれるところもある。」

「ここでいう一流二流というのは、

世間では、質が良い悪いという形に受け止められてしまうけどね。

完璧な栄養の一流の生薬だけを揃えたほうがいいかといったら、

そうではないんだよ。

栄養の濃さよりも、多少薄いくらいのほうがちょうどいい患者さんもいて、

同じ内容の処方でも、二流の生薬のほうがすごく効く人もいるんだよ。」

「オーガニック野菜も同じように感じる時があるよ。

今は色の濃い甘い野菜が多いよね。

昔はもうちょっと野菜からは自然な土の甘さがあったし、

色も今の時代のように濃くなかったね。」

そういえば、わたしも思い当たることが出てきました。

今のミニトマトは、果物のように甘いものが多い。

しかもかなりの美味しさです。

昔はここまでトマトは甘いものではなかった気がします。

そしてわたしは、美味しいミニトマトを食べると、

微妙なアレルギー反応があります。

でもすべてのトマトにアレルギー反応があるのではなく、

甘さが普通の、むかしのような野生トマトに関しては、

何のアレルギーも出てきません。

そもそも、ミニトマトはわたしの大好物です。

体調が悪くて、ご相談にいらっしゃったお客様の中にも、

飲んでいたすべてのサプリを試しに辞めてみただけで、

身体のムクミが綺麗に改善されてしまった方がいらっしゃいました。

栄養、取りすぎだったかしら~、と笑っていましたが。

ミニトマトやサプリが悪いのではなく、何事もバランス。

過剰だったら減らし、不足しているなら補充するなど

それを体感で普段から気付けていけたら、きっともっと色々とスムーズ。

化粧品も同じように。

食べても問題ない商品だから大丈夫というのは関係ないお話で、

体調への影響は、代謝のメカニズムを理解しながら、

対応することが大切だと思ってます。

 

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そんなわけで、セラピールームすずきの施術も

クリームやオイルを使用する時は、

体感を味わうことをとても大切にしています。

 

つねに自分の状態に気付いて、

日々、変化と微調整を楽しめるほうが身体にも自然。

 

お客様に化粧品をご提案させて頂く時も

パッチテストは異常なしだから大丈夫、ではなく。

体感はどうか、身体の動きやすさはどうか、使用後の手足の温度はどうか、

いろいろな角度から観察して、お気に入りと出会って頂いてます。

 

その都度、身体の状態と歩調あわせながら。

自然体で過ごすことが一番ハッピーですね(^^)