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セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

体の水分調整をシンプルに考えてみる。

自分の体は自分で守る

喉が渇いているのに、
水を飲んでも美味しくないな~と感じる時はありませんか。

逆に、喉が渇いたので水を飲んだら、
美味しくて美味しくておかわりしちゃう時もありますよね。

なぜでしょう?

喉の渇きって、一言で言うとどんなでしょう?

全身がカサカサに水不足なのでしょうか?

それとも口の中だけが乾いているのでしょうか?

唾液が少ない状態でしょうか?

体感を観察していると、喉の渇きにも色々あることがわかってきます。

肺が乾いているのか。
それとも、胃の水分が足りなくなったのか。

体の中のどこが乾いているのかによって、
喉の渇き方にも違いがあるんです。

体は面白いです。
水分が足りなくなったら、喉が渇きますが、
水分が過剰になっても、喉が渇くからです。

同じ喉の渇きでも、
このときの、水の美味しさは、
まったく違うものになります。

特に、水分の多い体質の人が水分過剰になってしまうと、
肌はカサついてきてしまいます。

肌が乾燥しやすいからと言って、
「保湿しなきゃー」って思って、
保湿作用のあるものを補給しても
なかなか効果がないのは、体に水が多すぎるから。

そんな時に保湿クリームを塗ったら、一瞬しっとりしても
体が浮腫みやすくなったとか、顔が老けてきたとか、
同じお手入れを続けられない事情が起きてきます。

こういう時は、保湿の前に、
過剰な水分を排出させてあげるに限ります。
すると、肌はしっとりとハリが出てきますし、
浮腫も取れてきて、ツヤが出てきて、体全体もラクになる。
水過剰な人の場合の肌のカサカサには、保湿よりも水捌けのほうが大事です。

こういう体質の方が、
水分は1日2リットル必ず飲みましょう!なんてやっていると、
体を壊してしまうわけです。

喉の渇きひとつとっても、
水分補給の必要な形での喉の渇きなのか、
水分過剰になっているので排出が必要な喉の渇きなのか、
感じ分けることが出来るだけで、実は筋肉への負担も少なくて済みます。

つまり、

水が足りなくてカサカサしているのと、
水が余っていてカサカサしているのとでは、
保湿方法はまったくの正反対に。


話は変わりますが、
わたしは施術者として仕事をずっと続けてきて、
いろいろな肩こりや腰痛を見てきました。

肩こりは、肩をほぐすとラクになりますよね。
でもまた肩こりを繰り返してしまうのはなぜなのでしょう。

寝不足や、働き過ぎももちろんあると思います。
ストレスや神経を使いすぎているケースだってあると思います。

でもそれだけじゃなく、
生きている間、人間がずっと続けていることの中には
「食べる」という行為があります。

食べたものが、血となり肉となり、体を支えてくれています。
その体が、コリコリになっているのです。
もし、筋肉に負担のかかる食べ方や飲み方があるとしたら?
なんでもかんでも農薬や添加物のせいでしょうか?
無農薬だから安心?
ジャンクフードのすべては敵なのかな?

野菜を食べると身体にいいと言いますよね。
でも、どのように食べると身体に良いのでしょう?
酵素が失われないように生のまま食べたほうがいいという意見もあれば、
冷やすと悪いので、熱してから食べたほうがいいという意見もあります。

どちらも真実だと思うのです。

 

例えば野菜のカボチャ。
体質勉強会の時には、よく例題に出される野菜ですが、
ぼそぼそっと煮たカボチャと、
びちゃびちゃっと煮たカボチャでは、
同じカボチャでも、体への作用は明らかに違います。
それは、調理の仕方でカボチャの水分量が違うからです。

たとえカボチャが大好物であっても、
その人の持つ、水分代謝力が弱い場合、
ぼそぼそカボチャは良くても、
びちゃびちゃカボチャは、負担の大きなレシピとなってしまうでしょう。

何を食べたら良いかというお話では、何も解決しないのですが、
何を「どんなふうに」食べたら良いかということになると
たくさんのヒントが身近にあるんですね。

特別なサプリメントを飲むよりも、高価な治療を受けに行くよりも、
ずっとずっと簡単で、安上がりに出来る工夫が身近にはいっぱいあります。

わたしは、そのヒントを少しでもお伝えしたいと思っているので、
「自分の体に興味があります!」という方には、
「食べること」について、その方の代謝視点からお伝えしています。

自分の水分代謝はどんななのか。

自分の熱代謝はどんななのか。

それを知っていると、わかってくるのは食べ物のことだけではなく
化粧品もわかるようになってきます。
化粧品に使われている水分が、自分の体の中でわかるのです。

固いクリームが好きな人と、
練り込んだように柔らかいクリームが好きな人も、
その人の持つ水分代謝の違いによって、好みも作用も大きく変わります。

わたしが、クリームを濃いまま使ったほうがいい人と、
クリームを薄めて使ったほうがいい人を、施術中、見分けて、
一番適してると思われる濃さで使用しているのもそのためなのです。

水分は、消化器系を使って食物から摂っているとは限りません。
梅雨時期は、湿度の高いところで呼吸をして過ごしているだけで、
空気中の水分から皮膚を使って水分を摂っています。

いつもならスポーツジムで汗かいたあとは、
ガブーっと水を飲むことがとても快適なわたしも、
梅雨時期だけは、発汗してすぐに水分が欲しいとはあまり思わず、
喉が潤うだけで十分に感じることも多いです。

それよりも、体内の水分を奪うコーヒーのほうが、
美味しく感じる時があるのも湿度が高い時にはよくあります。

とにかく身を置いている環境の湿度が高いということは、
体の中の水分量も高くなっていると考えてみる。

室内を除湿(ドライ設定)したほうが気持ちいいと感じるのなら、
身体も少しドライにさせておけるような食材を選んでみる。

難しくなく、自然に、自然に。

食べたあとの身体の観察をしていると、色々なことが見えてきます。

地球も体も一緒です。
日照りが強すぎても枯れちゃうし、水分が多すぎても腐ります。
頑張ってくれてる内臓さん達には、快適な環境を用意してあげたいですね。