セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

END ALS アイスバケツチャレンジ

毎日、ニュースフィードで流れてきますね。

アイスバケツチャレンジ。

 

バケツに入った氷水を頭からかけるか、

ALS協会に寄付するという筋萎縮性側索硬化症(ALS)支援運動のひとつで、

チャレンジされた方は、次にやってもらいたい人を指名しながら、

どんどん広まっています。

(注:氷水も寄付もいずれも強制ではありません)

 

パフォーマンスが独り歩きしている部分もあるかもしれませんが、

この病気のことは多くの方に知ってほしいとわたしも思っています。

 

ALSとは何か。こちらを参照ください。

 

実は、わたしの育ての親ともいえる恩師は、

10年近く前にALSで亡くなっています。

 

ALSとは、筋肉がどんどん萎縮してしまい、

自分の体なのに自分で動かすことが一切出来なくなってしまう難病です。

自分で呼吸が出来ない、感覚がなくなる、動けない、

食べることが出来ない、声を出すことが出来ない、表情を出せない、、、

それでも、恩師は唯一自分で動かせる場所がありました。

それは眉毛の一部でした。

その一部をうまく利用して、コミュニケーションを取れるよう

多くの方に助けられながら闘病生活を送っていました。

 

恩師がまだ元気にバリバリ働いていた頃は、

わたしはひたすら反抗期でした、、、ほんと、子どもだったと思います。

3年間もお世話になったのに、

お世話になった方に対する感謝の表現を何も知らなくて、

恩師の元を飛び出した時も、ほんと、まだまだ子どもだったなぁ。。

 

30才の時、結婚する前に恩師の元を訪ねたことがあります。

わたしの精一杯のケジメ。

恩師の元に居た頃の自分は、

いかに子どもだったかということを詫びたかったのと、

生きていく上で大切なことを教えてくださったことに対する感謝を

とにかく直接会って、直接伝えたかった。

 

みんな、温かく迎えてくれました。

 

その日が、わたしと恩師の最後の出会いとなりました。

 

恩師から頂いた言葉は、今もわたしの心の奥にしっかりと刻印されています。

 

「試練があるのは幸せな証拠だよ。」

 

眉毛の一部以外は、どこも動かせないはずなのに、

わたしには恩師が微笑んでいるように見えました。

とても綺麗な目で、わたしの顔をまっすぐに見てくれてました。

 

「試練があるのは幸せな証拠だよ。」

 

この言葉のおかげで、

ちょっとキツイ事があっても、

いつもこの言葉がどこからともなく出てくるのです。

キツさを味わいながらも顔は笑っていられるのは、

やはりこの言葉が、わたしの中に刻印されてしまってるからなのかもしれません。

 

話は変わりますが、この恩師と、、それから、

わたしに様々な治療法を伝授してくれたアイヌに精通している師匠と、

北海道に居るわたしの父の3人は、とても深い繋がりがあります。

 

わたしがひとりで生きているわけじゃないんですよね。

ひとりで生まれてきて、ひとりで死ぬのが人間ですが、

その背景にはどれだけの助力とサポートが関わり合ってるんだろうと思うと、

、、、すべて必然なんだなって思うんです。

 

次から次へとやって来る難題も、そう、

いつも同じ想いが、癖が、パターンが、日常の真ん中にあるときもそう、

これはどこから来るものなの?と思うと、

 

わたしがひとつ何かをクリアするごとに、

周囲にもそれが響き渡り、すべてがクリアになるんだろうって。

 

だから、精一杯生きようって。

 

どんな気持ちも、どんな体験も、

すべて自分の命となって、次に繋がっていく。

 

自分の人生に対する責任とは何かってことを、

やっと感じるようになってきたなぁ。

 

と、しみじみ感じている残暑の夜です。