セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

個人サロンだからこそ出来ることに集中する。

開業当時は、とにかく目の前のことに集中していたので、
目立たずコツコツ毎日を積み重ねていたわたしですが、

今もその姿勢に変わりありませんが、
ここ1~2年のわたしは、同業の方とお会いする機会も少しずつ増え、
いろいろな相談も受けるようになりました。

 

リラクゼーションビジネスの形態は様々ですが、
1:1で対応するからこそ発揮出来るリソースを持ってることが
わたしの最大の強みでもあるので、
ひとりで対応出来る範囲が、現在のわたしの規模でもあります。

 

ですので、相談に応えられる範囲も限られていますが、
規模の違いこそあれ、根本は全部繋がっているんじゃないかな。

 

わたしは、元々は大手のエステサロンを経由して、
それをキッカケにアロマセラピーの分野に入りました。
その後、漢方の分野で研究と学びを重ねながら、
現在は手足の反射療法を中心に、
全身のテクニカルトリートメントがメインの活動になってます。

 

必要に応じて、筋肉のコリをほぐすビセキクリームを使用したり、
精油を使用することもあります。

 

技術の学びには終わりはありませんが、
オーナー自らが施術者として展開していくのなら、
一番の学びは「お客様と直接関わること」だと感じています。

 


お客様がビセキ化粧品をとても喜んでくださっても、
商品を取り扱い始めた頃のわたしは、
ビセキの在庫を維持出来るだけの資金も持ってませんでした。

 

お金がないなら知恵を出そう!と思っても、
知恵もどこからどうやって出したらいいのかわかりません。

 

そこで、わたしが取り組んだのは、
普段から自分がどのような目線で物事を考えているのか、
語っているのか、行動しているのか、振り返ってみることでした。

 

小さな個人サロンは、自由です。
やりたいことをやっていて、言いたいことを言っています。
嫌いなことはやらなくても誰も叱らないのです。
それはそれで良いと思います。

 

では、お客様になりきって物事を考えてみると何が出てくるでしょう。

 

このサロン空間でお客様は何を求めているのか。
以外と知っているようで知らないまま勘違いしているかもしれませんから、
まずはお客様になりきってみることにしたんですね。

 

お客様になりきって、玄関から入り、実際にお客様の椅子に座り、
お客様としてその場でお茶を飲みながら、
お客様としてサロン空間を眺めてみました。
そのままお客様として着替え、お客様として足湯に入りました。

 

足湯中、体がどのような向きになると、何が見えるのか。
見える世界の違いに驚きました。
これでは正しさも違って当たり前だなと思いながら、足湯を続けてみました。


向かい側には「鈴木ゆみこさん」が座っているイメージをし、
何かを語ってくれています。
想像しながら足湯を続けてみました。

 

足湯して汗が出る頃は、気持ちがオープンになってきます。
背中にクリームを塗るのは、
そのタイミングの時のほうが良いのではないか?など
いろいろな発見がありました。
伝えやすいタイミングがあると思ったのです。

 

足湯中の体の変化は、どの段階にも、
その段階に息づいている感覚がありますね。
足もとから血流が動きだそうとする段階があり、
体の内側から開いてくる段階があり、
頭がボーっとしてきて、そろそろ上がりたくなってくる段階、
とにかく変化があります。

 

こちらが伝えたいことがあっても、
お客様が味わっている変化を無視して、
お話を展開するのは果たしてどうでしょう。

 

それよりもここではまず、お客様にラクになっていただこう。

施術サービスのことも商品のことも聞かれたら答えますが、
こちらから打ち出すには配慮が必要だと感じました。

 

「売りたいものは売らない。」

 お客様になりきって、自分のサロンに座っていた時に強く思ったんです。


さらに、お客様になりきって施術ベッドに横になってみました。
ドキドキするものですよね。
足裏、押されたら痛いのに、痛みの変化も段階があるのに、
その段階を無視してペラペラおしゃべりすることのないように
気を付けたいと思ったんです。
その変わり、お客様をナビゲートすることだけは
忘れずに行うようにしました。


わたしがよく使う質問はこの言葉です。
「今、どんな感じがしますか?」

 

痛いところに関しては、
「さっきと比べて、今はどうですか?」

 

たった1時間や2時間の施術中の間であっても、お客様の中では、
めまぐるしい変化と気付きで溢れているはずなのです。
でも気付くキッカケがない限り、具体的に気付けないものなんですね。

 

それに「今どんな感じがしますか?」という質問にも
お客様は慣れていないものです。

 

ですので、同じ質問でも言葉を変えてみるのも配慮だと思いました。

「さっきよりも呼吸がしやすい感じ、ある?」でもいいし、
「さっきよりも目が見えやすくなってない?」でもいいと思います。

 

大切なのは、お客様に自分で自分の変化に気付いて頂けること。

 

「さっきと比べて今はどうですか?」

「痛くなくなっている。なんでなんで!」

「筋肉がほぐれたからだよ。」

 

そこで初めてコリをほぐすことの感動と大切さを
伝えられるタイミングにあるのかもしれません。

 


どんな素晴らしい商品を扱っていても、
どんな素晴らしい技術を持っていても、
伝える時のタイミングに配慮がなければ、
学んだ知識も、技術も、本当にもったいないことになってしまいます。

 


今は、ブログやフェイスブックが盛んな時代、
新規のお客様をゲットするために様々なワークショップも多いですよね。
そこには様々なノウハウが溢れ、
どのように見せるか、どのように伝えるか、
どのように自分をブランド化するか、、、いっぱいありますね。

 

わたしもたまにそういう場に参加することがありますが、
メルマガひとつとっても、とにかく沢山のアドバイスを頂きます。

 

でもやっぱり基本は変わらない。

 

紙媒体も、メルマガも、それはそれで良いと思います。
ただわたしの場合は、電話のほうが良いお客様には電話をかけますし、
FAXを好むお客様には、FAXを送ります。
メルマガを書いても読んでもらえないという前に、
連絡の取れる方法を優先しているだけであって、

 

メルマガ読まない人に対して、
メルマガを読んでもらえるように工夫することはしないし、
チラシを見ない人に対して
チラシを見て頂けるように工夫することもしていなくて、

 

連絡の取れる形がひとつあれば、そのひとつに集中する、
それだけを徹してきました。

 

そして今、おかげさまでご紹介を多く頂けるサロンとして
運営を継続出来ています。

 

紙やPCの前で閃くのを待っていても何も変わりません。
とにかく自分から動く。

 

自分がお客様だったら、どんな言葉をかけて頂いたら嬉しいものか、
そういう配慮を大切にしながら、とにかく動く。

 

そういう一歩一歩が出来るようになってはじめて、
チラシも、メルマガも、生きてくるんじゃないのかなぁ。

 

女性がひとりで運営する個人サロンには、
個人サロンならではの強みがあります。

その強みを、うまく発揮出来ているかどうか。
そして限界を知っておくことも、とても大事なこと。

大きな組織で展開するサロンと同じ方法では、
限界しか見えてきませんが、

お客様が求めていることと、
今の自分が今の環境の中で出来ることの接点が必ずあります。


学びの場への参加は、モチベーションも上がって楽しいですが、
自分のサロン運営に置き換えてインプットしていかないと、ね。

わたしもまだまだですヨ。
足し算的なひとつひとつに加えて、
掛け算的なひとつひとつも大事なことなので、課題は山盛りです。

これからも・・・お互い、がんばっていきましょう(^^)/

 

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