セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

呼吸を合わせることと感じたことは伝えていくこと。

先日、ご夫婦でいらっしゃったお客様と団らんしていた時のこと。

その日の施術は、ご主人様のご予約のみでしたが、

奥様のほうも、なんだかスッキリしないご様子で。

 

どうしたのか聞いてみたら、寝違えたのかわからないけれど、

首の根元が詰まってるような感じがあって、

首を動かすと、なんだか動きが悪くって・・・

 

おしゃべりしてても、なんだかパッとしない表情をされていたんですね。

 

そこで、ふと思いつき、

精油ボックスの中からレモングラスを選んで、

奥様にお渡ししてみました。

 

「レモングラスの香りは好き?」

「そうですね、嫌ではないですね。」

「じゃ、ボトルのフタを開けてしばらく深呼吸を続けてみてくれる?」

「深呼吸ですね」

 

そのまま団らんに花が咲き、5分くらい経過して。。。

 

奥様が、ぽそっと言いました。

「首がほぐれてきたわ!」

「でしょ^^お腹も空いてくると思うから楽しみにしててね。」

 

そこで、今度はライムの精油を一本取り出し、

レモングラスと一緒にティッシュに混ぜて、

扇のように仰ぎながら、今度は普通に呼吸を繰り返して頂きました。

 

すると、、、

 

「お腹が動いてきたわ!」

「でしょ^^お腹の血流が良くなっていくから、今なら何でも食べれるかも♪」

「首も全然違う!」

「そうなの、お腹からアプローチすると首もラクになるの。」

 

その日の奥様は、それほど空腹でもなく、

それほど消化力が活発というわけでもなく、

もわーんとしたお腹の状態だったんですが、

レモングラスとライムの香りをブレンドさせたもので呼吸しているうちに、

お腹は空くわ、首はラクになるわで、不思議不思議の連発で、

とても楽しい団らんとなりました。

 

では、なぜ、レモングラスだったのでしょう?

 

実は、わたしはこの奥様のように、

レモングラスとライムをブレンドして深呼吸をしても、

このように首がラクになったり、お腹が空くことはありません。

 

精油の作用は人それぞれ。

 

この奥様の場合は、このタイミングで、

このブレンドだったからドンピシャだったんです。

 

では、なぜ、この奥様にはレモングラスが良いとわかったのでしょう?

 

いつもわたしはこの部分をショートカットしてしまうんですが、

ちゃんとした背景がちゃんとあるんです。

これも、奥様の持っている体質と、

奥様の持っている内臓バランスが、

その日の条件の中でどのような動きをしていたのかを知った上での提案です。

 

その提案を打ち出す時は、わたしは完全に呼吸を合わせています。

 

呼吸を合わせる。

 

呼吸を合わせる技術は、

精油に限ったことではなく、

野菜でもシャンプーでも化粧品でも人との会話の中でも、

どんなことにも使えることなんです。

で、以外と誰でも持ってる感性だったりします。

 

ですので、わたしは奥様のことを観察させて頂いてましたが、

呼吸を合わせているので、わたしがわたしを見ても同じなんです。

実際には、わたしの体感から得たことを奥様にお伝えしています。

むしろ、奥様にフォーカスしているよりも、

自分に意識を向けて奥様に必要なことをお伝えしているときのほうが

安全であり、安心な形でお伝え出来ます。

そこで出てきたのが、レモングラスだったということ。

 

呼吸を合わせることと、感じたことは伝えていくこと。

施術を支えているのは、この2点がほとんど。

 

来年からまた足の反射療法集中講座を行いますが、

この2点を持って施術するのとしないのとでは全然違うので、

この部分をわかりやすく教えることが出来るよう、

(いえ、実際には思い出していただけるよう)、

どのように伝えたら思い出していただけるのか、

現在、合間を見ては、練り込み準備の毎日を送っています。

 

目に見える形や、わかりやすい言葉として受け取ることだけではなく

見えない形のもの(風とか香りとか触感とか)も

アンテナを高めるためのトレーニングは

講座を受けている間よりも、日常での気付きが一番だったりします。

 

今からの時代、

計画した通りにまっすぐに進むだけでは行き詰まると思うんです。

何かを感じ取る感性も、状況を把握する力も、

柔軟に寄り道出来るくらいの柔らかさも、

絶対必要になってくると思います。

 

足の反射療法集中講座も同じように。

足を施術する技術を支えているもうひとつの技術が

見えないところで働いているんです。

 

この部分は、一瞬が永遠で、一瞬がすべて。

 

この部分を抜きにして、知識と技術だけを高めても

無駄に脳内だけが散らかってしまうだけ。

知識も技術も大切なんですが、

それを扱う自分自身を支えてくれているもうひとつの作用に、

少しでも深く、少しでも楽しく、何度でも触れていけるように、

 

これから先は、わたしも今までと同じスタイルの講座ではなく、

もう一工夫が必要な時だなって感じています(^^ゞ

 

そのためにも、好きなことはどんどん楽しむほうがいいよね。

本もそう、どうしても読みたいなら読んでしまいましょう。

ということで、昨夜は小説の世界から戻ってこれずに

一気にラストまで読み込んでしまい、午前様になってしまいました。

 

読まなきゃいけない資料も山ほどあるんですが、

それだけに追われてしまうと、良い仕事に繋がっていかない。

自分の時間を大切にすることが出来て初めて、

やらなきゃいけないこともはかどるんだなって、

40年生きてきてやっとわかってきました。遅すぎかしら(^^ゞ

 

f:id:vivayumiko:20141208222359j:plain