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セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

二都物語を読みました。

昨年のクリスマス少し前に、風邪を引いたことがキッカケで。

ずるずると長引いていましたが、
仕事や約束事に穴をあけなかったかわりに、
空いている時間はすべて、自分のために、
集中して体を休ませていました。

その間、沢山の本を読みました。

休みながら読んでいたので、
いつもより読書スピードは落ちてましたが、
その中でも、ぐいぐい引きこまれ特に気に入った本はこちらです。

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「二都物語」

フランス革命期が始まる頃のお話です。

悲しみから始まる家族愛と復習を描くお話です。

バスティーユ牢獄に18年間幽閉されていた父親を
優しく抱きかかえる娘の仕草は、とにかく可憐で、
尊敬する人に対する時のお辞儀の仕方や、
感謝を示す時の振る舞い方や、距離を置く時の空気感、
当時の人々が、人と関わる時の振る舞い方もその描写が目に浮かぶようで
文章のリズムもわたしにぴったりな読みやすい本でした。

内容は重たいです。

当時の一般庶民達の中で、どんなことが行われていたのか、、、
ギロチン台も、こんなに毎日何人もの人達を処刑のために使われていたなんて、
なんと恐ろしい時代・・・狂っています。
理不尽な想いを残して逝った人も多かったと思います。

ちゃんと言わなきゃわからないようなことも、
ちゃんと言うと法律的にマズイことになるから、
メッセージを送る側も、受け取る側も、
「くみとる」感覚がなければ意思が通じない時代。
でもこれがちゃんと、通じるんですね。
たった一言に託されたメッセージの本質が、ちゃんと伝わっていく。

二都物語はフィクションですが、
歴史的背景はそのままに基づいて展開されているお話ですので、
当時の社会の様子を上手に暴露してくれてて
世界中で大ヒットしたのも頷けました。

愛する人のために自らの命を捧げる行為は、
物語の中では超一級の感動がありました。

人を助けるために自分の命を落とすことを
良いか悪いかだけでは語れないものがありますよね。
その時代の法律の中で、大切な人を助けるためには。
自分には何が出来るかと、彼の最善を尽くした結果なんだと思ったら、
行間の中で伝わってくるものを味わわずにいられず。。

ディケンズの本は、
難解なことも多い印象があって今まで読めずにいましたが
他のも読んでみようと思います。


ところで、わたしは日本人でありながら、
日本の歴史が全然頭に入ってこなくて、
神社には時々遊びに行くものの日本の神様のお話や由来をきいても、
その時は感動するのに、なかなか覚えられないんです。
時代小説も苦手で、最後まで読めたものは少ないです。

でも、フランス革命期の頃のものや、
ロシアやドイツの歴史に関するものなら、す~っと体に入る感覚があり、
とくにフランス語は意味がわからなくても聴いてるだけで心地良いです。

これがインドになると、不調になります(笑)

なんででしょうね。

相性ですかね(^^ゞ

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気に入った本はいつも施術ルームに置いておき、
読みたい人が勝手に持って帰ることの多いユミコサロンですが
二都物語は、もう少し何度か読みたいので
ユミコサロンに登場するのはもう少し先になる予定です(^^)