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セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

ずっと道が続けばいいのにっていつも思います。

山登り♪

富士山の富士宮ルートを歩いている時。

長く続く登山道の中で、2箇所だけお気に入りの場所があります。

 

どってことない、普通の登山道です。

 

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普通に酸素が薄くて、

普通に岩場と砂でゴツゴツしていて、

風が吹けば冷たくて、

 

景色が気に入っているとか、

そこに居ると落ち着くとか、

そういうのではなく、

 

歩きながら、、

なんかここを知っているよという既視感に包まれる場所が、

2箇所だけあるんです。

 

自分の記憶にもないところで、

もしかしたら、ずっとずっと大昔に、

その場所に触れたことがあるのかもしれませんし、

 

もしくは、自分の中に、

その場所に大きく影響を受けている物語があるのかもしれませんし、

 

理由はわかりません。

 

わからないけれど、

自分の中では、その場所がとても特別な場所なので、

その場所を歩けるだけで、ありがたい気持ちでいっぱいになるんです。

 

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山登りは好きだったけど、

富士登山は圏外だったわたしが、

富士山を歩きたいと思うようになったのは、

樹海に行ったことが最初のキッカケです。

 

樹海といっても、青木ヶ原の真っ暗な場所ではなく、

登山道から少し外れたところの、もっと標高の高い場所にある樹海で、

もっとそこは明るい場所なんです。

 

初めてそこに連れてって頂いた時、

なんて明るい世界なんだ!と感動したんですよ。

 

神々しくて、コケも生き生きしていて、

太陽の光もあたたかく、

地面もふわっふわで、ジブリそのものの世界でした。

葉っぱの影にアリエッティが隠れているんじゃないかと思ったくらいだし、

もののけ姫が出てきそうな雰囲気もあり。

 

その時のわたしは、決して良い精神状態とは言えなかったのに、

だからこそ樹海に惹かれてたのかもしれませんが、

いざ樹海に入ってみると、そこは見事な再生エネルギーがてんこもりでした。

 

完璧に癒されてしまったのだと思います。

 

息を吸っている、足を使って歩いている、そういうひとつひとつが、

生きてることが嬉しくなってしまって。

 

下山の時には「もっと頑張ろう!」っていう気持ちでいっぱいだったんです。

 

不思議な世界でした。

 

迷子になりやすい場所なので、

ひとりで行くことは出来ませんが(その場所にはプロの方でも必ず3人で歩くそうです。)

 

あのときの樹海が忘れられなくて、

あのときの再生エネルギーにもう一度触れたくて、

富士登山をしたら、またあのエネルギーに触れられるかもしれない、

その一心で、登山練習に拍車がかかり、富士山大好きの始まりとなりました。

 

だから、山登りといっても、

あちこちの山に行きたいのではなく、富士山を歩きたい、

それだけで十分で、そういう気持ちで富士山に通うようになりました。

仕事もありますしね、時間の確保はもう必死(笑)

 

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ある日、山の中を歩いているときに。。。

 

どうしてこんなに富士山が大好きになってしまったんだろう?

あのときの樹海との出会いは、なんだったんだろう?

 

と、疑問に感じたことがありました。

 

そこで、いつだったか眠る前に、

潜在意識にその件について問いかけながら眠ってみたことがありました。

 

その夜、夢を見ました。

 

夢の中では、もくもくと山を歩いている自分がいました。

ひとりではなく、トレーナーも一緒でした。

 

でも、、、雰囲気が登山のような陽気な雰囲気ではありませんでした。

真っ暗な中を、誰にも知られないように、

音を立てずに移動している場面でした。

 

他にも数名いて、まるで民族大移動のように、、、

 

途中で、わたしは体力が尽きてしまい、

途中で座り込んでしまった(倒れてしまった?)様子でした。

 

倒れてしまったことを、

周囲に悟られるわけにはいかない緊迫した空気でした。

 

すぐに岩場の影に連れて行かれて、身を隠し、

トレーナーが、介抱してくれながら、

必死に何かを話しかけてくれてたのですが、

わたしにはその言葉が届いていませんでした。

顔だけが、はっきりと、自分を支えてくれてる様子だけは見えていたのですが、

何を話しかけてくれているのかまでは、わかりませんでした。

 

そんなふうに、トレーナーの声を聞きながら、

目を覚ましたことがあります。

 

不思議な夢でした。

 

その場所は富士山でもなんでもないと思いますが、

山を越えようとして超えられなかった場所があるのだとしたら、

今度はちゃんと超えていきたいな、なんて思った夢でした。

 

 

最近、お客様とよく話題になるのが、

人の生き死にについてです。

 

死んでから持って行けるものって何もない。

だけど、自分が体験したこと、自分が味わったことだけは持って行ける。

それらはきっとまた、次の人生で大きく役立つ力になってくれるはず。

 

山登りは、何の生産性もないかもしれませんが

(生産性だけでいうならマイナスかも(笑))

一歩一歩歩いていくごとに、自分の中に大切なものだけが残っていく感覚は、

きっと、何があっても大きな力になってくれるものと思っています。

 

だから、わたしが好きな山登りは、

山頂を目指すだけのガツガツした登山ではないんです。

自主トレの時は、負荷をかけてガツガツやるときもあるんですが、

それはゆったりと富士山を歩きたいからこそ。

10時間に及ぶ長時間歩行をしても、

バテない筋力を作るためだけであって。

 

山頂も好きですけどね。

一番好きなのは歩いている時間。

ずっと道が続けばいいのにっていつも思います。

きついけど好きなんです。歩くの。

 

ずっと続けてきた足モミ仕事も、

ずっと愛用してきたビセキクリームも、

登山におおいに役立ってくれています。

 

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来週、ふたたび富士山に行きますが、

同じ日に、施術ルームのお客様も2名、富士山登頂めざして歩く予定なんです。

わたしとは時間が少しずれるので、山頂では会えませんが、

同じ日に同じ場所を歩く人が身近にいらっしゃるなんて、

こんな嬉しいことありません。

 

お天気に恵まれて、良い山行になりますように!