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セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

山怪を読みました。

わたしの習慣のひとつ。

一日一度は、本をめくる。

 

以前のように、一気に一冊を読み倒すことは現在は出来ずにいますが、

本を読むのは小さい頃から好きなことのひとつでした。

 

今回は・・・♪

 

以前から気になっていたヤマケイさんから出ている本、

「山怪」の第一巻を・・・♪

 

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山人が語る不思議なお話シリーズ。

山で働き暮らす方々が、実際に遭遇した奇妙な体験の数々です。

 

大好きな四万十川も登場しますし、

他にも色々な土地の出来事が。

 

何かはわからないけれど、確かに存在するもの達との遭遇が。

 

富士山のてっぺんのように生命が生きていけない場所ではなく、

もっと身近なところの、森の中、林の中での出来事。

 

怪奇現象やホラーの類ではありません。

自然の日常の中での、静かな体験談が沢山詰まっています。

 

そういえば、一度だけ、わたしも怖い出来事を経験してるんですが、

あれは獣だったのかもしれないし、何かはわからないのです。

その時、絶対に大切なのは、後ろを振り向かないこと。

 

振り向いてないので、何だったのかはわかりません。

いつもは、トレーナーと距離を置いて、

自分のペースで歩くんですが、

その時だけは、一瞬、体が凍ってしまったのを今も覚えています。

 

周囲の空気がガラリと変わる、

昼間なのに暗さが一気に増してくる、

 

その後、気持ちを取り直して、

トレーナーにぴったりとへばりついて無事に下山したことがありました。

 

本の中でも、

迷うわけがないところで迷ってしまうシーンがあったり、

神隠しとしか言いようのない出来事などがあり、、

 

作り話ではなく、実際に起きた事件が書かれてあるのですが、

謎のままに終わってしまう事件の数々を読んでいると、

やはり古くから伝えられてきた昔話というのも、

作り話ではなくて、本当に誰かが体験したお話だったんじゃないかなって

思いました。

 

でもそういう昔話も、

おじいちゃんやおばあちゃんから聞いて伝えられてきたお話も、

今の時代は消えかかっています。

 

著者は、そのことを、

妖怪のことを、今は絶滅危惧種と呼んでいます。

 

明かりを手に闇の中に入ったからこそ、

闇の怖さを人は知ったはず。

ところが、現代の生活では闇は駆除され、一般家庭のトイレも明るく、

妖怪の住処はどこにもない。

おじいちゃんおばあちゃんが、昔話を話す機会も少ないです。

 

でも山の中には、純粋な暗闇が沢山あります。

 

気持ちを強く持って、

樹林地帯に入る時は、その場所で生きている様々な方々に失礼のないように、

行動していきたいなって改めて思いました。

 

人間同士も同じですもんね。

眠ってる人がいたら、起こさないように静かに配慮するとか当然だと思うので、

それはきっと山も同じように。

 

騒いでも良い場所と、静かにしていたほうが良い場所があるし、

明るくても良い場所と、暗いほうが良い場所があるのだと思います。

 

まるで天国のような、心から落ち着く場所もあれば、

どこか不気味な神秘な、魔境のような場所もある。

 

見えてる世界しか見ない人もいれば、

見えなくても何か存在するものを感じる人もいる。

 

結局、個人の感性に左右される部分も大きいのだと思いますが、

この本は読んで良かったです(^-^)