セラピールームすずきBlog

愛知県蒲郡市で活動中。小さなサロンオーナーのブログです。心身の調和は人生を豊かにする。

まずは自分から。

少し前に参加した健康に関するセミナー会場にて。

 

気になる症状をそれぞれ抱えての参加で、

会場には20名近くの方々が集まっていました。

 

まずは自分から健康になっていかないとね。

わたしも楽しみに参加者としてその場に居ました。

 

ひととおりの講義を終えたあとは、

参加者さん達と講師との間で、質疑応答タイムがありました。

 

真っ先に手を上げた参加者さんがいらっしゃいました。

 

ところが、その参加者さんからの質問は、

自分のことではなく、

その会場に居ない人のことについての質問だったのです。

 

「うちの孫なんですけどね、アトピー体質なんですよ、

昔っから、こうで、ああで、etc、

その場合は、どうすれば良いですか、云々、、、、」

 

いろいろ語り続けていました。

 

きっと、お孫さんのことが心配で

聞きたかったことも沢山あったと思うのです。

 

それはわかります。

 

でも、それをなぜここで聞くかな?

限られた時間を独り占め?

そばで聞いていたわたしは、

その参加者さんの姿勢に、ウンザリしてしまいました。

顔に出ていたかも・・・です(^^ゞ

 

その場でシェアしあえるような質疑応答ならわかるんですよ。

たった今習ったことを、これからどう扱っていくか、

参加者さん同士でも共有出来ることが増えると、

参加者さん同士の繋がりも出てきて、場も盛り上がります。

 

ところが、その場にいない人について質問されて、

その場にいない人のことを講師も面識ない人のことを、

安易に無責任に答えられるはずありません。

 

わたしも、以前、

グループセッション形式で講師した時、

こういうケースに遭遇したことがあったので、

このパターンでいちいち応対していたら、

キリがなくなってしまうのをよく知っています。

 

「じゃあもうひとつ聞きたいんですけど、

うちの会社に、こういう方がいて、その場合は、、、」って感じで、

次々と続いていってしまうのです。

 

個人相談じゃないんですけどね。

 

質問する方は、その時点でもう何を答えてあげても、

自分のこととして受け取らず、

話を聞きながら、これは孫に、これは娘に、という感じで、

振り分け作業が始まってしまい、

自分と向き合っていくことの大切さをすっかり忘れてしまいます。

 

個人的な質問があるなら、

個人セッションなどで改めて時間を取っていただくと良いんです。

しかし、そういうマナーは持ち合わせていない。

 

講師は、どう切り返すのだろう?って

わたしは興味深く見ていました。

 

すると。

 

痛快なくらいにバッサリと。

 

「ここに居ない人のことについては、

この質疑応答の場ではお答え出来ません。

わたしもその方とお会いしてませんから、

その方を知らないのに安易に答えてしまうと、無責任になってしまいます。

どうしてもというのなら、セミナーに連れてきてくださいね。

そのためにこうしてセミナーしてるんですから。」

 

と。

 

もっともです。

 

ところが、その意味がわからない参加者さんは引き下がりません。

お孫さんのことを、どれほど心配しているかを語り出しました。

 

それでも講師は、バッサリと。

同じ言葉を繰り返し、お断りをしていました。

 

「キリがなくなってしまいます。わかりますか?

きょうお伝えしたことに関する質問は、

この場にいらっしゃるみなさまのことに関してのみでお願いします。」

 

このような言葉を講師に言わせてしまうなんて。あーあ。

他に質問したい人もいらっしゃったかもしれないのに、

会場は、シーンとしてしまいました。

 

 

それから数日後。 

 

わたしはこのときのことを講師にお礼を伝える機会がありました。

 

「ときどきわたしも、マナーのわからないお客様に困ることがあるんです。

どう切り返せば落ち着いてくださるのか、、、

キリがないことに時間を使ってる暇はないのにって思っていたので、

あの切り返し方は、とても勉強になりました。

ありがとうございました。」

 

講師は、頷いてくれながら、

 

「あれは全部、本人の問題。

本人が自分のことそっちのけで、

周囲のためにばかり、あぁしてこうしてってやっているから。

個人的に聞きたいことも、

あの場でついでに無料で聞いちゃおうっていう姿勢は、

おそらく、いろんな場で、そういう姿勢で生きているから、

だからお孫さんも駄目になってしまう。」

 

さらに、こう付け加えてらっしゃいました。

 

「娘をどうにかしてほしいと連れてこられるケースもあります。

だけど娘さんは何も悪くない。

全部、親から始まっているから。

親から治療しないと。」

 

この講師も、子育てされています。

娘の健康を取り戻すために、自分自身にずっと向き合ってきた方。

プロセスひとつひとつ丁寧に向き合ってきた方。

 

あの参加者さんは、なぜ質問に答えていただけなかったのか、

きっと意味がわからなかったかもしれません。

でもきっとわかる時がくると思います。

 

自分に起きてる問題が、

他の身内に飛び越えてしまうことは珍しくないです。

 

自分の周囲に起きてることは、

全部、自分の問題の一部でもあることを。

 

仕事柄わたしは、重たい闇を抱えている人と関わる機会も多いです。

きっとわたしの中の闇も、それを見ているのだと思っています。

 

自分の一部の出来事だと思ったら、

見たくないことだってあるし、

面倒くさくなることもあるけれど、

向き合っていく中で、だんだんと優しい気持ちを取り戻せることも多いです。

 

わたしはこの講師のように、

ばっさり厳しい物の言い方は出来ませんが、

結局は自分のこととして扱わないと何も解決しない、

ってことを、ボディの仕事を通して痛感していますので、、、

 

これからも、その点は外さずに進んでゆきたいと思っています(^_^)

 

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