お客様によく聞かれるので、
糖質制限について思うことをきょうは書きたいと思います☆
わたしの意見は、賛成でもないし反対でもない。
どんな制限も、
必要ならば行う。
必要ないなら行わない。
これに尽きると思ってます^_^
以前、糖尿病と診断された父が、
栄養士さんの言われるがままに、糖質をしっかりと制限したことがありました。
きっちりと守ったので、
糖尿の数値はみるみる良くなっていきましたが、
その後、違う病気になってしまいました。
わたしはそうなる前に、その食事内容を見て、母に言ったことがあります。
「糖尿の数値にとって良い食事かもしれないけれど、
父がずっとこんな食事をしていたら、どんどん冷えて、
違う病気になっちゃうよ。」
そして本当にその通りに。
それでも止めなかったのは、父が納得して選んだ治療だったからです。
辛かったですが仕方なかった。
今は父はとても元気なので、結果オーライですけど、
食事の影響って、かなり大きいよなぁって、そのとき改めて思ったものです。
少し前に、ヤフーのニュース記事で見かけたのですが、
糖質制限をしたマウス実験では、
糖質制限してないマウスよりも、
糖質制限したマウスのほうが寿命が短くなってしまった、
という研究結果が記事になっているのを見かけました。
東北大の大学院での研究です。
ビタミンやミネラルは同じ量を与えていたそう。
糖質制限をしたマウスのほうは、
脱毛もひどく、背骨も曲がりやすいとか、
とにかく老化の進度が速かったそう。
血液中に存在する、がんや糖尿病の発症が早くなる可能性が高まる物質が、
糖質制限することで多くなっていた、とのこと、
詳しいメカニズムはわかってないそうですが、
これを読んだ時、やっぱり、極端なことはよろしくないよ、うん、と、
わたしはおおいに納得したのでした。
わたしも糖質制限の経験は、何度もあります。
断食も経験があります。
今は断食はしたくないですねぇ。
本当に必要だと感じたらするかもしれないけれど。
断食すると、交感神経が高くなるから、
体は動きやすくなるし、軽くなるし、すっきりして気持ちいいんですよ。
でも今はそのようにして気持ち良さを手に入れる必要性を感じていません。
お客様の中にも、断食される方がいらっしゃいますが、
断食中に飲んでいる酵素ドリンクが合ってないことによる害があったり、
断食終わったとたんに、
お菓子食べだして止まりませんとかの症状があったり、
それなら最初から断食しないほうがよっぽど健康で幸せだと思うんですね。
わたしは、断食は今は全くしませんが、
しょっちゅう糖質を制限してたのは、2015年の春頃でした。
登山練習をペースアップさせていたせいもありますが、
タンパク質の量が異常に増えていたので(体も欲しがっていました)
その分、糖質を大幅に減らしていたんです。
集中して体を作るために、糖質制限はとても良い食事でした。
でも、ある程度、体を作り替えた後、
その後も同じ制限をずっと続けていくかとなると、違いました。
自律神経のバランスが不安定になるのを感じたので、
炭水化物をたっぷりと食べることで、神経が安定していったのを覚えています。
だから、ここからは食べ方を工夫しました。
同じ時間帯、同じ食事の中で、
炭水化物とタンパク質を同時摂取しないなど。
お肉は太らないです。
ご飯と一緒に食べるから太りやすいものになってしまいます。
ちゃんと消化して、吸収して、排泄出来るように、
お昼に炭水化物を食べるなら、
夜は炭水化物は食べずに野菜とタンパク質を食べますという感じに。
一食の中でバランスを取るのではなく、
一週間の間でバランスを取るようにしていました。
そのほうが、体がラクだったからです。
それに、運動を組み合わせるなら、
炭水化物があるほうが、体は引き締まりやすいと感じていました。
運動しないなら、炭水化物もなくて良かった。
先日は、少し早めの誕生日にってことで、
ケーキの差し入れを頂いたので、美味しく頂きました。
糖質をいつもより摂った時は、どこかでコントロールしないとと思い、
運動量を増やし、睡眠量を増やし、ご飯を減らすなど、
自分の中でけじめをつけながら楽しんでいます。
今の時期は、自律神経に負担がかかる時期だから、
甘いもののなんて美味しいことでしょう(笑)
甘いものって、ふわーーーっと、副交感神経が上がってきますよね。
でもこれが蓄積してしまうと、悪さしかしないので、
甘いものを食べないのではなく、
食べた分どうする?ってことも考えて、ちゃんと自分で実践していけば、
体が次に必要なものを自然と教えてくれるようになると思います。
でも、こういう楽しみ方も、
わたしが元気だから出来ることです。
もし、わたしが、何らかの症状を抱えていて、
すぐにでも治したい何かを抱えているとしたら、
必要な制限があれば、それを守ります。
もし、どうしても守れない状況にあれば、
守れない時の許容範囲はどの程度までOKかを観察しながら、
自分の適量を見つけていくことに集中していくと思います。
そうやって少しずつ少しずつ体力を上げていくことと思います。
体に表れていることは、これまで辿ってきたことのすべての結果。
だから、好きとか嫌いはいったん横に置いておき、
事実をしっかり見ておくことは大事なこと。
体が変になるものが好きなときは、
体がやっぱり変だからです(笑)
人間なんだから、変な時もあります。
大事なのは、そこで気づいて調整出来るかどうかってこと。
自分の体は自分で作っている。
だから自分の体は自分で治せるはず。
そうそう、観察していくにあたって、
食べたものを記録しておくことも自分の傾向がわかってきて楽しい作業です。
でも、食べたものを写真撮ってメモ保存するよりも、
紙に書いておくほうが断然わかりやすくなります。
便利な端末は、手間かからず便利ですが、
体に浸透していかない。入っていかない。
波動も違いますし。
写真メモで保存してもいいから、
その写真はプリントして、紙として保存しているほうが、
なぜか理解が深まってゆきます。
どうして???って聞かれても困るのですが、
実際にやってみるとわかると思います^_^
差し入れの塩、とても美味しいです☆
ありがとうございます。