セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

山小屋日記その1

下界があまりにも暑いから、

少しでも標高の高いところで涼みに行こうと思い、

富士山に逃亡してました、2日間。

 

けれど、富士山・・・

 

またしても、無風だったんです(*_*)

 

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昨年も、一昨年も、富士山ではいつも強風に歓迎され、

お天気良い時でも風が強かったりとか、

台風に追いつかれてしまったり、

雷の時もあったんですけど、

 

そういう富士山が今年はひとつもなく、

無風、、、時々、そよ風といった感じで、

それはそれは穏やかな空気の中で、

ジリジリと焦がされながら、歩いてきました。

 

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今回は、富士宮ルートをまっすぐに登り、

8合目の「池田館」まで到着したあと、

赤岩8合ルートを使って、御殿場ルートにトラバースしました。

 

そこから7.4合目の「わらじ館」が、今回の目的地でした。

今回は、山頂を目指していません。

涼みに行くことが目的だったのと、

山頂アタックは、5日後に友人と一緒に行く約束があるから、

わざわざ今回ひとりで山頂に行かなくてもいいと思っていたので。

 

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御殿場ルートに抜けた後は、ようやく気持ちいい風に出会えました。

涼しい~~~~!!!!!!

 

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わらじ館に着くと、ホッとします。

家に帰ってきた気分になります。

 

ここから見る雲海は、わたしには特別なんです。

初めて富士山に登頂した時の夏を、

この景色を見るといつも思い出すんです。

 

大雨の中を出発し、

台風の時に登頂し、

下山するときにやっと綺麗に晴れてくれて、

その時が御殿場ルートだったんです。

嵐の後だったから、富士山を歩いてる人は誰もいなくて、

貸し切り状態で不気味なくらい静かでした。

風と光だけがずっとそばに。

不思議な時間を味わいました。

 

あれから何度も御殿場ルートを歩いていますが、

あの時味わったエネルギーは、あの時だけのものだったんです。

 

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わらじ館では、スイカも名物で

冷たく冷えたスイカがいつも用意されています。

玄関にスイカの風船が目印の一つになってます。

 

さて、チェックインしようとしたら、

わたしの名前が、ない。

 

「ゆみこさん、きょうはお仕事をお手伝いお願いします。」

 

えっ\(◎o◎)/!

 

ありがたく、山小屋のお仕事をお手伝いしながら、

スタッフの皆様や登山者の皆様と楽しくお話しながら、

涼しい夜を過ごしてきました。

 

夕食の支度をしてる時、すごいものがやって来ました。

巨大な積乱雲!

下からもくもくと沸いてきました。

 

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まるで、爆弾が落ちたみたいな雰囲気で、

じわじわと近づいてきました。

 

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あの・・・

近づいてこないでくださいっ・・・!!!!!!

 

以前、富士山の宝永をハイキング中に、

こういう雲に大ヒットしたことがあり、

とんでもない雨を体験したことがあります。

積乱雲だけは触れたくないです。

 

この積乱雲の中に入ってしまうと、

中は真っ暗で、何も見えなくなってしまいます。

一気に温度が下がり、ペットボトルも冷蔵庫で冷やしたみたいになる。

雨は氷の粒を形成しますから、ゴツゴツと痛い。

 

あの時は、雨具に着替えるのも間に合わなくて、

ザックも雨カバーが間に合わなくて、

中身のほとんどがすごいことになりました。

 

それでもあの時の雲だって、こんなに大きくなかった!

 

それ以来、おかげさまで、

どんな時でも雨具はいつもすぐに出せるような場所に

セットして歩くようになったし、

雨に濡れない工夫をしたパッキングをしています。

山のお天気は本当にわからないです。

 

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積乱雲は、こんな目の前で見るものではなくて、

地上から空を眺める時に見るほうがいいし、

遠くから見たらとっても可愛い雲なのに。

 

ここで見ると、同じ高さのすぐ目の前にあると、まるで爆弾でした!

みんなで「あっちに行ってね、どうぞどうぞ。」って

手を振りながら、念じ続けましたところ(?)

 

本当に去っていってくれたのです、不思議。

去ってくれたあとは、見事なグラデーションが空に広がりました。

 

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こういうグラデーションの色合いを、

千年ノートにも色塗りで描いてみたいなぁ・・・。

 

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どんどん冷え込んできましたので、

山小屋の中に、仕事に戻りました。

 

登山中の暑さは凄かったから、

標高差と温度差で、

わたしのカラダも不安定状態が続いていたのですが、

山小屋の皆さんと今回も沢山のお話をしているうちに、

いつのまにか、カラダが標高にも気温にも馴染んできました。

 

富士山の山小屋は眠れないという方がとても多いし、

わたしも以前はそうでした。が、

わらじ館は、とても静かです。

 

富士山は夜中も人通りがありますが、

わらじ館は、弾丸登山者の受け入れをしてませんし、

夜8時には売店も閉店します。

静かに眠れるんです。

 

前回も、今回も、わたしは目が覚めません。

御来光どうでもよくなっちゃうくらい、

わらじ館は眠りやすいです。

 

この山小屋が、初心者の方よりもリピーターさんの利用が多いのも

とてもよくわかる気がしました。

ぐっすり眠れるって大事。

山頂アタックのためのカラダの準備がしやすいのです。

 

ではまた続く。