セラピールームすずきBlog

小さなサロンオーナー鈴木ゆみこの日記。心身の調和は人生を豊かにする。

高度順応のために「しりとり」しながら頂上へ。

先日の、4人の富士登山。

 

いつもは一人で歩くか、

トレーナーと一緒に歩くか、

登山ツアーに参加するか(最近はツアー参加していない)なので、

 

他の人と一緒に富士山頂上に立つのは、

今回初めてのことでした!

(ユミコサロン富士山チームも、頂上までは行ってません)

 

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4人のうち一人は、元マラソン選手なので、

7合目からは一人で先に行って頂きました。

 

残った3人、わたしとトレーナーとふみちゃんは、

しりとりをしながら歩きました。

 

しりとりの目的は、「息を吐く」ことが目的です。

 

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酸素の薄い環境では、少しでも多く酸素を吸おうとすると

高山症状が出やすいのです。

 

そうではなくて、息を全部吐ききることで、

その後に自然に入ってくるわずかな酸素を使うほうが、

次第に順応してくるんです。

 

だから、酸素缶は持ち歩かない。

 

(どうしても高度順応しない時は、

酸素缶じゃなくて下山しましょうという考えです。)

 

高度順応のために、

おしゃべりしながら歩くのはとっても良いこと。

息を吐けるから。

 

だけど、おしゃべりって、頭をけっこう使うんですよ。

会話の中で配慮もあるし、

聞こえなかったら聞き返して返事をしますし。

 

でも、富士登山していて、高度がどんどん上がってくると、

頭を使うの嫌になるんですよ(笑)

それよりも、カラダの反応は、

筋肉をしっかりと充実させておかないと!ってことに集中します。

 

でもしゃべってるほうがカラダが楽だし・・

 

そこで、しりとりの出番(^_^)

頭を使わないで声を出す。ならば、しりとり!

脈略なしで声を出せるから!

 

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りんご→ゴリラ→ラッパ。

 

昔から、わたしの環境でのしりとりは、なぜか「リンゴ」から始まりまして、

ゴリラに続いていくのですが、

そんなことはどうでもいいのです。

 

大事なのは、即、反応すること。

つまり、息を吐き続けるリズムを崩さないこと。

 

そのため、一度出た単語が再び出てくることがあります。

 

「それさっきも出てきたよー!」なんてことも、どうでもいいのです。

そんなルールのために、息を吐くリズムが崩れるくらいなら、

同じ単語が二度でも三度でも出てくるほうがカラダが楽なのです。

 

とにかく、カラダ最優先!

 

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で、うっかりと「ん」で終わる単語を出してしまう時があります。

ラーメン!とかね。

それでもいいんです。

ラーメン「美味しかった」と繋いでくれれば。

 

大事なのは、しりとりを完了させることではなくて、

息を吐き続けることだからです。

 

そのうち、ネタが尽きてくると、

歌を歌い出すこともあります。

単語では出てこないし、

文章でも出てこないけど、

歌なら続きますという時は、歌うのです。

 

ららら~♪だけでもいいのです。

 

大事なのは、しりとりの単語を考えることではなく、

息を吐き続けることだからです。

 

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単語あり、文章あり、国名あり、神社名あり、

今すぐ作った人の名前でもOK、

思いつかなければ、違う音からの続きでもOK、

なんでもありのしりとりを延々と続けながら、

 

わたしのように、特に山岳技術もなく、体力もなく、

日頃まともにトレーニングもしてないような人間でも、

涼しく頂上で過ごすためには、

息を吐き続けるってすごく大事なこと。

 

息を吸ってる量は、ものすごく少ないのです。

でも、息を吐き続けることで、

少ない酸素量を全身に回すことが可能になり、無事でいられるのです。

 

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登山ツアーのガイドさんの歩き方を見ていても思いますが、

コースタイム3時間のところを、5時間かけて歩いています。

 

ツアー参加の皆様を全員そろって登頂させるおもてなしですから、

それだけの時間をかけて、おしゃべりしながら、だらだらとぼとぼ歩いていく。

 

汗をかくどころか、冷えていくスピードです。

でも、そのくらいでちょうどいいのかもしれません。

 

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さて、しりとりをしているうちに、ふっと顔をあげると、

山頂の鳥居が目の前に!

 

いつのまにか着いてしまいました。

 

この感覚、とってもありがたいです。

お天気に恵まれたことも大きかったですが、

しりとりで声を出し続けたのも大きかったです。

 

ひとりで歩いてる時は、無言で歩いてることが多いので、

意識して息を吐き続けて、

意識しないで息を吸うだけの繰り返しですから、、、

 

楽しさは、しりとりのほうが断然楽しいです。

 

そして、山頂に着いてから、さらにもうひと頑張り、

それがこの剣が峰。

正真正銘の日本で一番高い場所、3776m地点。

 

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御殿場ルートの山頂からは、約20分くらいでしょうか。

 

でもこの20分がね。

すぐそこにあるのにね。

 

一歩歩いて、ふぅー。

もう一歩歩いて、ふぅー。

 

御殿場ルートを歩いた時よりも、さらにスピードを落として進みます。

スピード落としたいわけじゃなくて、勝手に落ちてゆくんです。

この小さい山だけで、一気に高度が上がるので・・・

 

よく、山小屋でお布団を干したりしてるの見かけますが、

あの空気の薄さで、あれだけのものを並べるとか、

簡単そうに見えるけど、

実は相当な重労働だということがよくわかります。

 

動きたくても動かない。

じゃ、動くように動かすためには。

こっちの意思とは関係なく、カラダが勝手にギアを入れ替えているような。

酸素が筋肉に回るペースに合わせて歩くようにあるので、

勝手にスピードが落ちてゆく。

 

でもこういうきつさも、

気の合う仲間と一緒に笑いながら共有出来るのは、

とても幸せなことだと思いました。

 

結果、きつくないのです。

 

きつい時は、息を吐きましょう。

きつい時は、笑いましょう。

きつい時は、歌いましょう。

そんなノリで。

 

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山頂は太陽がじりじりしていたものの、風はとても冷たくて、

じっとしてると、すーーーーっと冷えてゆく。

長居は出来ないけれど、

このメンバーで最高地点まで辿り着いたことは一生の宝物。

冷えないギリギリまで、剣が峰で楽しく時間を過ごしました。

 

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さて、ここまで来たら、今度は降りなくてはいけません。

わたしは、登りは一気に頂上まで行き、

下山途中で山小屋に泊まるのが好きなのですが、

下山って相当な筋肉を使うんですよね。

 

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下山中いつも思いますが、

よくこんなに歩いたなぁ!ってことと、

富士山って、本当に見事に平らなところが一個もない!

下山が始まったら、ひたすらひたすら下山が続きます。

 

そして今回は残念なことに、

御殿場ルートから宝永に向かう途中の、

ほんの少しの大砂走りを楽しみにしていたのですが、

なななななんと、砂がありませんでした!

 

つるっつるの坂道で、スライディングしながらの下山。

 

前日の台風でみんな流れてしまったのかもしれません。

 

少し歩いて行くと、砂が残っていましたが、

それでも昨年や、一昨年と比べたら、

だいぶ少ない気がします。

 

大砂走り、一番の楽しみだったのですけどね。

 

転んでも、ふわっと包んでくれるような砂の深さではなくなっているので、

富士山の登山道も毎年変わっていますね・・・

 

落石が多くなっているのは確かなので、

ヘルメット持参する方も増えていますし・・・

 

山小屋で寝ている時も、

屋根の上を落石が転がっていく音を何度か耳にしました。

 

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歩いてる途中で落ちそうになるような道はどこにもないので、

富士山は歩きやすい山だと思いますが、

無事に登って帰ってこれたことは本当にありがたいことです。

 

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下山後、まもなくして、

4人の会話・・・誰からともなく・・・

 

「また富士山に行きたいなぁ」

 

ですよねーーーーー\(^O^)/

 

富士山ファンが増えてくれて嬉しいです!

ありがとうございました!

 

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